東洋のProvinciare観戦記

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アントラーズファンのサッカー観戦記。色んな情報を書いていきます。

2019 天皇杯準決勝 vsVファーレン長崎戦 (12/21)

12/21。開場の30分前にカシマスタジアムに着く。

既にゲート前には試合時間を待つ人たちの行列が作られていた。

2019年、カシマスタジアムで最後のゲーム。あと一つ勝てば決勝という舞台に立てる重要なゲームに、待つ人々の高揚感が伝わってくるようだった。

 

カシマスタジアムの画像

 

対戦相手はJ2のVファーレン長崎。手倉森監督の手腕により、このベスト4まで駒を進めた難敵である。

ただ申し訳ないが、私自身も長崎の試合を見たことがほとんどないので、どんなチームなのかも正直わからない状態で観戦した。

 

ホームサポーターの画像

 

試合前写真撮影の画像

 

試合の序盤は鹿島のペース。

前半4分には三竿のミドルシュートのこぼれ球をセルジーニョが沈めて先制。

前半23分にはレオシルバのFKが相手にあたりオウンゴールを誘発した。

2点を先行した時点ではこの試合、比較的楽に進められるものかと思われた。

 

しかし長崎が食い下がる。

前半37分。 犬飼と町田が吊り出された後ろをオーバーラップされた相手に決められ1点差となる。

 

後半開始から鹿島は土居に変えて名古を投入。おそらくは前半途中にボールが直撃した影響と思われる。

 

鹿島はボールを持たれる時間が長くなるが、最終ラインではきっちりとボールを跳ね返し、守備を安定させようとする。

だが、この試合も相変わらず、ボールを奪った後のビルドアップがうまくいかない。

カウンターも仕掛けようとするのだが、細かいパスが繋がらずボールロストが目立つ。

リーグ終盤によく見る悪癖が相変わらず解消されていないように見えた。

 

ただ、そんな中迎えた後半28分。

CKからブエノがヘッドを合わせ3点目をもぎ取る。

強い時の鹿島が戻ってきたかのような印象だった。

 

しかし長崎も終わらない。

後が無くなった状況で圧力をかけ、後半31分、2点目を決められる。

 

だが最後には鹿島がスコアを動かされることなくタイムアップ。

3−2と辛勝ではあったが、なんとか元日の決勝へと進むことができることとなった。

 

 

決勝に進めたのは良かったのだが、心配なのはやはり攻撃だ。

スコアだけを見れば3点という申し分なく思える結果だが、ビルドアップは相変わらず窮屈そうで、連動した動きなどはほぼ皆無。

これでも勝ってきたということが鹿島を表していると言ってしまえばそれまでなのだが、決勝の相手は前回対戦で負けている神戸であり、相手は調子を上げてきたタレント軍団だ。

また手倉森監督のコメントに「J1リーグの終盤戦で鹿島が3バック相手に手を焼いているなと。だったらやらせてみようじゃないか、と」というものがあったように、3バックを相手にした時、どうにも相性が悪いようにも思う。

神戸も攻撃時に3バック、守備時には5バックになるような形を取るため、ここの対策は前回と違い大岩監督がとってくるのだろうか。注目したいところである。

 

試合後のスコア画像

 

兎にも角にもこれで決勝進出は確定した。

元日、タイトルをかけて新設の国立競技場で試合を行う。

ぜひ残された最後のタイトルを戴冠し、21つ目の星と共に2020年シーズンを迎えていきたいところだ。